北斗の拳!これほど登場人物のパターンが明確にできる作品は珍しい!
どういった漫画?
北斗の拳は1983年~1988年にかけて週刊少年ジャンプに掲載された北斗神拳の伝承者ケンシロウの生きざまを描いたハードボイルドアクション漫画です。
どういった物語?
この作品は核戦争終了後の199X年、暴力が支配する世界での話のために登場人物は大きく3つにわけることができます。
1.一般大衆
弱肉強食の世界の中で普通の人間であるこれらの人々は力のある者の支配下に置かれ、自身の持つ水、食料などは根こそぎ奪われてしまう。
逆らえば殺されてしまうので彼らは力ある者のために過酷な労働を強いられている。
ひどい場合には虫けらのように殺されてしまうものもいます。
容姿:体格は普通で髪の毛がある。
2.雑魚キャラの悪人たち
一般大衆に比べて筋肉隆々で良い体格をしている。
しかし、北斗や南斗の流派のトップに立てる実力者ではないため、それら力あるものの命令により一般大衆を恐怖政治で制圧する役割を担っている。
容姿:体格が良い。
髪の毛のある者はおらずスキンヘッドもしくはモヒカン刈り
3.主要キャラ(主人公ケンシロウも入る)
この世界での拳法の2大流派、北斗と南斗の拳法の使い手たち。
登場人物名:
ケンシロウ、ラオウ、トキ、シン、カイオウ、ヒョウ、サウザー、ファルコ、ヒューイ、シュレン、フドウ、ジュウザ
など本作品に登場する
- 北斗神拳
- 北斗琉拳
- 南斗聖拳
- 元斗皇拳
の使い手たちであり、その者たちは大別すると2つに分類される。
容姿:筋肉隆々の人間が多い。髪の毛はある。
- 力により世界を制圧しようとする者たち ラオウ、カイオウ、シン、サウザーなど
- その制圧者を止める者、平和な世界を作ろうとする者、誰かのために命を張るものたち
- 制圧者を止める者:ケンシロウ
- 平和な世界を作ろうとする者:トキ
- 誰かのために命を張るものたち:ヒューイ、シュレン、フドウ、ジュウザ
この3に分類される者たちの熱い戦いが物語の根幹であり、この者たちのことは「漢」と書いて「おとこ」と読んだり、「強敵」と書いて「とも」と読んだりしています。
この3の人間たちの戦いがこの漫画の一番の見せ場なのですが、私個人的には2の雑魚キャラの悪人たちの壮絶な断末魔の叫び声、表情などが見どころだと考えています。